
具体的にどんなことを書いたらいいの?
こんな悩みを解決します。
・雑記ブログにプロフィールは必須ではないですが、目的によってはあった方がいいです。
・プロフィールは読者の状態に合わせて書いていきましょう
*詳細は本記事で解説します。
こんにちは、はやとです。
プロフィールはサイト運営者である自分のことを知ってもらうためにとても大切ですが、何を書いていいか結構悩みますよね。
特に、雑記ブログの場合は、特化ブログと比較してテーマが絞られていないため、プロフィールを書くのが難しいです。
そもそもブログの訪問者はプロフィールを目的に来ているのではないので、読者の状態に合わせて書いていく必要があります。
本記事では、雑記ブログではどんなことに気をつけてプロフィールを書いていったらいいのか解説していきます。
・プロフィールを書く目的
・プロフィールの書き方3ステップ
雑記ブログでプロフィールは書かないといけない?
そもそも「プロフィールって必要なんでしょうか?」というところから考えてみましょう。


まず、プロフィールを書く目的は「自分を知ってもらうこと」です。
自分を知ってもらうことでブログのファンを増やしたり、信頼してもらって商品の購入に近づけたりするわけです。
なので、自分を知ってもらう必要がないブログであれば、ぶっちゃけプロフィールはなくてもいいです。
例えば、雑記ブログの中でもトレンドブログと呼ばれる流行り物を追いかけていくブログはプロフィールが必要ないことが多いです。
「ドラマに出てる芸能人について書いた人のプロフィール」
とか誰も興味ないですよね?
逆に、プロフィールを書いた方がいいのは、自分のことを知ってもらうことで共感や信頼を得ることができる場合です。
例えば、旅行ブログであれば、プロフィールに「毎年20カ国に海外旅行に行っている」と書かれていたら、信頼できますよね?
雑記ブログの場合は、ブログで扱っているジャンルが多少バラけてしまうのですが、どんなプロフィールなら共感、信頼してもらえるかということを考えてみましょう。

プロフィールはなくても良さそうという方は、ネタ探しして記事を書いていきましょう!
関連記事>>雑記ブログのネタ探し方法おすすめ4選|ネタ切れを防ぐテクニックを解説
プロフィールの書き方ステップ1:前提を知ろう
プロフィールを書く目的が分かったところで、続いては具体的なプロフィールの書き方をステップに分けて解説していきます。
まず、プロフィールを書き始める前に、前提を知っておきましょう。
それは、「プロフィールは読まれない」ということです。
読者は知りたいことがあってブログを訪問しているので、プロフィールのことなんて頭の片隅にもありません。
そして、そんな読者が「プロフィールを読む」という行動をするときは、以下のプロセスを踏んでいます。
②記事を読んで、誰が書いたのか気にする
③プロフィールをさらっと見て、もっと詳しく知りたくなる
④プロフィールをじっくり見て、共感・信頼する
つまり、読者はプロフィールをいきなりじっくり読むのではなく、だんだんとサイト運営者のことが知りたくなって、ようやくプロフィールに目を通してくれます。
よって、プロフィールを書くときは読者の状態に合わせて、プロフィールの見せ方や情報を変える必要があるということになります。
プロフィールの書き方ステップ2:サイドバーに書く
まず、プロフィールはサイドバーなど、読者の目に入りやすいところに書いておきましょう。
先でも書いた通り、「読者はプロフィールを読まない」ので、運営者のことが気になったとしてもわざわざプロフィールのページを探すことはしないです。
なので、まずはサイドバーに簡単なプロフィールを書いておいて、さらっと読めるようにしておくといいでしょう。
サイドバーに長々とプロフィール書いても読む気が起きないので、
・読者が共通点を見つけるための自己紹介
くらいを書いておくといいですね。
具体的に当ブログのサイドバーのプロフィールを使って解説していきます。
ブログのテーマ(ジャンル)に沿った自己紹介
当ブログもいわゆる雑記ブログなんですが、
・転職・起業に関する情報
といったことをメインに書いています。
この場合、記事を書いた読者が僕のプロフィールで気にする事は、
「ブログでどんな実績を出したの?」
「なんで転職・起業したの?」
「今はどんな仕事をして生活しているの?」
といったことが想定できます。
よって、ブログのテーマに沿って、読者が気にするであろう情報をプロフィールに書いておきます。
2歳の息子を持つ父親です。
ごく普通の会社員から「妻と子供を大切にできる」ライフスタイルにチェンジしました。『一番大切なものを、人生の中心に』をテーマに、大切な人とのゆとりある生活をブログで手に入れる方法を発信しています。
【ビジネス実績】
ブログ開始(2019/9)
月収25万円(2020/1)
月収40万円(2020/3)
月収180万円(2020/4)*アフィリエイトのみ
これらの内容が、ジャンルに沿ったプロフィールの部分に該当します。
読者が共通点を見つけるための自己紹介
次に、読者が共通点を見つけるための、自己紹介を書きます。
・血液型
・現在地
・出身地
・趣味
・家族構成
・職業
・好きなもの
・嫌いなもの
など、なんでもOKです。
人間は自分との共通点を自然と探していますし、見つけると共感しやすくなる生き物です。
例えば、僕の妻はロックバンド・BUMP OF CHICKENの大ファンなんですが、
「あの人、BUMPのTシャツ着てた!ファンなのかな?」
と、普段からBUMPファンを自然と探しています。
そんな僕も、自分と同じ左利きの人をいつの間にか探していて、見つけると親近感を感じてしまうのですが(笑)
このように読者が共通点を見つけられるようにしておくと、より自分に興味を持ってもらうことができます。
僕のプロフィールでは、
好きなもの:ギター、音楽ライブ、ネコ
嫌いなもの:ピーマン
この部分が該当します。
もっと書いてもいいのですが、サイドバーのプロフィールはさらっと見せたいので、最小限にしています。

プロフィールの書き方ステップ3:専用ページを作る
読者にサイドバーのプロフィールで興味を持ってもらったら、さらに詳しく自分のことを知ってもらうために、プロフィールの専用ページを作りましょう。
もし、サイドバーの情報以上に自分のことを知ってもらう必要がない場合は作成しなくても大丈夫です。
専用ページを作ることで、
・メルマガやLINE@に登録してもらいたい
といった目的がある場合は作るといいですね。
そして、プロフィールの専用ページでは、自分の人生をストーリーのように語っていきます。
このストーリーというのがとても大切です。
人生は山あり谷ありですので、いいこと・悪いこと、成功・失敗などいろいろあったはずです。
それらを全て出すつもりでプロフィールを書いていきます。
実は、人間はストーリーが大好きで、ドラマが見えてくると惹き込まれて、つい文章を読んでしまいます。
そのためには、失敗や挫折が必要で、成功と実績だけだとつまらないのです。



それが、「神話の法則」です。
【神話の法則】
ストーリーを作るときのフレームワークのこと。
神話の法則で書かれたストーリーは、ハリウッド映画、ジブリ映画などで大きなヒットを生み出しています。例:千と千尋の神隠し
神話の法則では以下のフレームワークに当てはめて、ストーリーを作成していきます。
②冒険への誘い
③冒険の拒否
④賢者との出会い
⑤戸口の通過
⑥試練、仲間、敵
⑦最も危険な場所への接近
⑧最大の試練
⑨報酬
⑩帰路
⑪復活
⑫宝を持っての帰還
以上の12フレームがあって、これらに当てはめるようにプロフィールを作成すればいいわけです。
ですが、フレームワークに完璧に当てはまらないといけないわけではなく、神話の法則の流れに沿っていけばストーリーになっていきます。
僕のプロフィールの専用ページを例に解説していきます。
*長くなるのでプロフィールは抜粋しています。
①日常世界
まずは、ごく普通の日常の様子から書いていきます。
僕のプロフィールでは、最終的に現在の自分に話を持っていくので、過去の自分の日常世界を書いています。
僕は元々、好奇心旺盛な性格でやりたいことは何でもやって生きてきました。
小さいときは大好きだった野球を思う存分やって、ずっと部活は野球部、高校時代は4番バッターでした。
その後、あるバンドに憧れて23歳でまさかのギターデビュー!
そして、今ではありがたいことに元気な男の子も家族に加わっています。
これからも妻と音楽を楽しんだり、子供と楽しい思い出をたくさん作っていく。
僕はそんな毎日を思い描いていました。
②冒険への誘い
冒険への誘いでは、冒険をしないといけない状況が訪れます。
誰かに誘われるというよりも自ら行動を起こすというパターンの方が自然かもしれません。
僕のプロフィールでは、「自分の人生はこのままでいいのかと疑い始める」という状況がやってきます。
ですが、そんな幸せだったはずの生活にだんだん違和感を感じることが多くなりました。
違和感①:趣味の時間が減った
違和感②:子供との時間が減った「自分の大切な趣味の時間を犠牲にしているにも関わらず、子供との時間が満足に取れない」
その事実に僕は違和感を感じていました。
そして、一度感じた違和感は消えることなく、僕は「自分の人生はこのままでいいのか」と疑うようになりました。
すると、いつの間にか自分の人生を変える方法はないのかネットで調べるようになっていました。
③冒険の拒否
神話の法則では、主人公はいきなり未知の世界に飛び込むのではなく、一度ためらって拒否します。
僕のプロフィールでは、「ブログで人生を変えられると知ったものの、ネットビジネスは怪しい」という拒否をしています。
人生を変えたいと思った日から僕は「お金と時間に余裕を持って、自分のやりたいこともできる方法」がないか調べました。
そして、ひたすら検索しまくって出会ったのが「ブログ」です。
”ブログだったら、自分のやりたいことができるかもしれない!”そんな淡い期待を抱いたのを覚えています。
「ん~、でもやっぱり怪しい・・・」
ですが、会社員として働き続けてきた自分にはネットビジネスは想像できない世界でした。
美味しすぎる情報にいきなり飛びつくのは不安だったこともあり、その後も1ヶ月ほどブログやWEBビジネスについて調べ続けました。
④賢者との出会い
次に、師匠と言える賢者との出会いがあります。千と千尋の神隠しでいうと「ハク」ですね。
僕のプロフィールでは、メンターが賢者として登場します。
「やりたいこともできる人生!」そんな理想を目指してブログを開始した僕ですが、ブログなんてやったことがなかったのでいきなり大苦戦しました。
ようやく自分のブログを立ち上げて、毎日休まずブログを書き続けるも1ヶ月目は収益0円・・・。
「このまま続けても稼げる気がしない!」と焦った僕は、またネットでひたすら検索しました。
そして、調べ続けて出てきた答えは
「正しい努力を続ければ、結果は出る」
でした。
さらに調べると、どうやら正しい努力の方法はコンサルで教えてもらえることが分かりました。
コンサルの存在を知った僕は藁にもすがる想いで申し込みました。
⑤戸口の通過
戸口を通過すると、新たな世界が始まり、後戻りはできなくなります。
僕のプロフィールでも、コンサル費を払っていて後戻りできないということもあり、ここから一気に努力量がUPしていきます。
コンサルのメンターって本当にすごいんです。
独学でやっていた自分では分からなかったことを何でも知っていて、今進むべき道を示してくれました。
こうして自分のすべきことが分かってからは、とにかくがむしゃらに努力を続けました。
それまでは2~3日に1記事しか書いていませんでしたが、1日に2記事、3記事と積み上げました。
”全ては「大好きな家族といつでも一緒に居れる人生」のため”
⑨報酬
神話の法則に則るとここから仲間と出会ったり、試練が続くのですが、僕の場合はいきなり報酬に飛んでいます。
僕のプロフィールでは、「ブログ報酬を得たこと、ブログで稼ぐ力を身につけたこと」が報酬です。
コンサルを受け始めてからは、初月こそ月収1500円でしたが、3ヶ月目には月収25万円と着実に成長していきました。
そして、コンサル開始から半年後には、なんと月収180万円という自分でも驚くような成果を出すことができたんです!
この収益は、ブログの大きな可能性と僕の努力が間違っていなかったということを証明してくれました。
⑩帰路
報酬を手にした後は「帰路」と呼ばれる日常世界に戻る準備のような描写が入ります。
僕のプロフィールでは、「ブログ」という異世界での体験をもう一度振り返っています。
僕を成功に導いたのは、あの日ネット検索で目にした言葉「正しい努力」だったんです。
正しい努力って一体なんだったのでしょうか?今だからこそ振り返ってみたいと思います。
正しい努力とは「自分の夢を持ち、そこへ進む道を思い描いて歩いていくこと」ではないでしょうか?
これまでの自分のブログ人生を振り返って、僕は正しい努力とはそういうものだと感じました。
⑫宝を持っての帰還
最後は「宝を持っての帰還」で日常に戻っていきます。
神話の法則では「復活」というフレームがあり、もう一度試練が訪れたりしますが、僕のプロフィールは「宝を持っての帰還」に入っていきます。
ここまで、僕が叶えたかった夢や直面した現実、そこから歩んできた道のりについてお話しさせていただきました。
最後に、僕が大切にしている想いをお話しさせてください。
それは、「当たり前を疑ってみてください」ということです。
僕の人生を変えたきっかけは、「そういうものだよね」「仕方ないことだよね」と思っていたことを疑ったことでした。
だからこそ、「自分の周りにある当たり前が本当に仕方のないことなのか」一度疑ってみて欲しいなと思います。
僕のメールや経験があなたの人生を変えるキッカケになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
最後のフレームとなる「宝を持っての帰還」では物語が完結するのですが、僕の場合は、読み終わったら読者に行動してほしいので、読者の背中を押すような書き方にしています。
以上が、神話の法則のフレームワークを使ったプロフィールの書き方です。
このように、神話の法則に当てはめると自然とストーリーのようになっていきます。
神話の法則の通りなら、メンターに出会った後の「ブログでの試練」を書かないといけないのですが、ブログに関する情報は記事を書いて発信しているので省いています。
このように、神話の法則は完璧にフレームに従わなければいけないわけではないです。

まとめ
今回は、雑記ブログでのプロフィールの書き方について解説しました。
プロフィールは自分のことを読者に知ってもらう大切な役割を担っています。
ですが、そもそもプロフィールは読まれないものなので、サイドバーを使ったり、神話の法則を使ったりして、徐々に自分に共感してもらうといいでしょう。
プロフィールの書き方に正解はないので「読者が自分のどんなことを知りたいのか?」といったことを考えて書いてみてくださいね。