自分が我慢するしかないの?
こんな疑問を解決していきます。
結論:上司と合わない原因は「価値観の違い」です。①効率的にコミュニケーションを取る、②起業してストレスフリーに生きる、という方法で解決できます。
こんにちは、はやとです。
社会人になると学生時代とは違って、年齢も立場も異なる様々な人と付き合わなければいけませんよね。
中でも、上司と部下ではパワーバランスが違うため、言いたいことがあっても言うことができず、特にストレスになります。
僕も異動が多い会社で働いていたため、毎年のように自分の上司が変わりましたが、仕事の進め方や考えが完全に一致する上司はいませんでした。
関連記事>>部下が辞めるのは上司の責任な理由!評価が下がって出世にも影響?
今回は、上司と仕事の進め方が合わないと感じる理由と上司と合わないときの対処法について解説していきます。
・上司と仕事の進め方が合わない理由
・上司と仕事の進め方が合わないときの対処法
・上司から解き放たれてストレスフリーに生きる方法
上司と仕事の進め方が合わない理由
上司と仕事の進め方が合わない大きな理由は「価値観が違う」という一言に尽きます。
価値観は持って生まれた性格や育ってきた環境によっても変わるため、誰かと完全に一致することはありません。
たとえ、同じ両親に育てられた兄弟であっても価値観が全く一緒になることはありません。
なので、上司と価値観が違うのは当たり前ですし、仕事の進め方が合わないのは上司に限らず誰とでも起こり得ます。
しかし、上司は自分よりも立場が上で権限があるので、兄弟や友達のように言いたいことを言うことができません。
そのため、上司に対してストレスが溜まり、「合わない」と感じてしまうというわけです。
さらに、自分と上司の価値観がかけ離れているほど、ストレスが溜まりやすく、一緒に働くのが辛くなります。
アンケート調査でも仕事の悩み1位は上司との人間関係という結果が出ています。
出典:調査のチカラ
その一方で、仕事の悩みを相談する相手に「上司」をあげる人はたった5%しかいません。
出典:調査のチカラ
アンケート結果からも上司との人間関係は最大の悩みであり、そして、上司には言いたいことがあっても言えないということがわかります。
上司と仕事の進め方が合わないときの対処法
もし、「上司と合わない」と感じたら一体どんなことをしたら良いのでしょうか?
具体的な対処法としては
②上司の上司(上長)に相談する
③同僚に相談する
④結果を出して上司を納得させる
⑤転職する
という5つの方法があります。
こちらもひとつずつ解説していきます。
①上司の全てを受け入れる
上司と合わないと感じる理由は「価値観の違い」であるため、上司と部下がお互いに価値観をぶつけ合っても解決に向かうことはありません。
なので、上司の価値観や考えを全て受け入れてしまうと良いでしょう。
これは上司に歩み寄って理解しようということではなく、「コミュニケーションを効率化しよう」ということです。
もちろん本来であれば、上司が部下の価値観や考えを受け入れるという度量を持っているべきです。
ですが、部下を受け入れられない上司もたくさんいるので、まず部下の方から上司を受け入れてコミュニケーションを効率化してみてください。
ただし、部下が上司を受け入れたなら、上司も部下の価値観を受け入れなければなりません。
上司だけが自分の価値観を押し付け続けるのであれば、部下に不満が溜まっていずれ爆発してしまします。
部下が変わっても、上司は今までと何も変わらないのであれば、他の対策を実行しましょう。
②上司の上司(上長)に相談する
上司の上司に事情を話せば、何かしらの対策を打ってくれるかもしれません。
どうしても一緒に仕事ができないと懇願すれば、異動させてくれることもあるでしょう。
現状を変える方法としては最も手っ取り早いかもしれません。
ただし、上司もそこまで悪くないと判断されてしまったら、部下の方にも問題があると判断されます。
自分の評価も下がるリスクがあることに注意してください。
③同僚に相談する
仕事の悩みは仕事仲間である同僚がよく分かってくれるので、一度相談してみてもいいでしょう。
同僚も上司と合わないと思っているかもしれないですし、逆に上司のいいところに気付いているかもしれないです。
同僚がどうやって上司に接しているのかを聞くだけでも参考になるかもしれません。
④結果を出して上司を納得させる
結果を出してしまえば、上司も部下に一目置いて、意見や考え方を認めてくれるようになるかもしれません。
また、その後も上司と合わなかったとしても、結果を出すだけの力とスキルがあれば、他部署や他社で能力を発揮することもできるでしょう。
ただ、結果を自分の力だけで出そうというのはそう簡単ではありません。
自分一人でできる仕事は限られているからこそ、協力し合う仲間がいて、それをまとめる上司が存在します。
「結果を出す」と一言で言ってしまうと簡単ですが、現実はかなり難しいでしょう。
⑤転職する
転職すれば、合わない上司との関係を確実になくすことができます。
ただし、転職した先でも上司と合わなくて悩まされるということも考えられます。
結局、誰が上司になったとしても、価値観が違うのでストレスはなくなりません。
そのため、上司のパワハラやセクハラがひどいといった耐えられないような状況に陥ったら、転職を考えてみるといいと思います。
また、会社によってはヘルプラインや相談窓口があったりするので、転職よりも先にそこに連絡してみるのもいいでしょう。
上司と合わなくてもやってはいけない対処法
続いて、どんなに上司と合わなかったり、気に食わなかったとしてもやってはいけない対処法を解説します。
それは
・挨拶もせず、関係を断つ
上司に報復するような行動は、自分の社会的価値を下げてしまうので、周りからも当然よく思われないでしょう。
そして、無視して関係を断ってしまうといった行動も避けた方がいいです。
例えば、上司の行動が問題になったとしても「部下のあいつも挨拶はしないし、何も報告してこなかった」というように部下の落ち度をカードに反論してくる可能性があります。
あくまでも大人の対応をすることを心がけましょう。
上司と仕事の進め方が合わないと感じる10の瞬間
冒頭で、上司と仕事の進め方が合わないと感じる理由は「価値観の違い」とお伝えしました。
では、具体的にどんなときに上司と合わないと感じるのでしょうか?
上司と仕事の進め方が合わないと感じるときには以下が挙げられます。
②考え方が合わない
③感情的になる
④仕事のペース遅い or 早い
⑤人によって態度を変える
⑥部下を信用していない
⑦仕事を押し付ける
⑧指示が曖昧
⑨上司の頭が悪い
⑩パワハラ ・セクハラをする
①人の意見を受け入れない・話を聞かない
部下の意見や相談に対して、全く聞く耳を持たない上司に合わないと感じる部下は多いです。
人の話を聞かない上司は、部下が話しているときには
と脳内で考えていて、部下のことは頭にありません。
返ってくる答えの多くが自分の成功例や自慢話ということも特徴です。
②考え方が合わない
上司と部下で考え方が合わないということもよく起こります。
例えば、
上司:仕事が第一、部下;プライベートも大切にしたい
上司:毎日残業してでも仕事を進めたい、部下:効率的に仕事を進めて定時で帰りたい
のように、仕事に対する考え方が全く合わないということがあります。
こういった考え方の違いは、「働き方や仕事に対する意識が年代によって違う」ということが影響しています。
本来は、部下の意見も尊重されるべきですが、立場は上司が上なので、上司の考え方に部下が合わせるパターンが多いです。
③感情的になる
その日の虫の居所によって、感情的になる上司も部下からすると「合わない」と感じるでしょう。
例えば、
「部下が相談しに来ただけなのに怒る」
「部下からの報告内容が良くなければ怒鳴りつける」
といったことが挙げられます。
④仕事のペースが遅い or 早い
上司と仕事のペースが合わないことも部下にとってはストレスとなります。
例えば、
「上司からの承認がないと次に進めないのに、いつまで経ってもメールも連絡もない」
「上司がどんどん仕事を持ってきて、仕事が回らない」
といったことが挙げられます。
仕事のペースが合わない場合も、部下が残業や休日出勤をしてなんとか上司のやり方に合わせるパターンが多いです。
⑤人によって態度を変える
人間誰しも好き嫌いがありますが、人によって態度を変えられたら、部下は良い気持ちがしません。
部下が「上司が人によって態度を変えている」と感じてしまうと、もうフラットな目で上司を見ることはできなくなってしまいます。
また、部下が男性なのか、女性なのかで態度が変わってしまう上司は特に多いです。
上司からすれば気遣いなのかもしれませんが、やりすぎると部下は「上司と合わない」と感じます。
⑥部下を信用していない
上司から信用されていなかったら、部下も不信感を抱き、「上司と合わない」と感じます。
例えば、
「部下からの報告は全て疑ってかかる」
「自分でやったほうが早いからと部下に仕事を与えない」
といったことが挙げられます。
特に、仕事ができる上司ほど部下を信用しない傾向にあります。
⑦仕事を押し付ける
上司がするべき仕事を押し付けられたら、部下は合わないと感じます。
例えば、クレーム処理やトラブル対応は明らかに上司の協力が必要ですが、部下に任せっきりにする上司もいます。
また、手間がかかる仕事ほど部下任せにしてしまう上司にも合わないと感じる人は多いです。
⑧指示が曖昧
部下に明確な指示を出せない上司に合わないと感じる部下も多いです。
特に最近は、社員ひとりひとりの成長を求める傾向があるため、「部下を育てる」という名目の元、自分では決断しない上司も増えています。
上司からの承認がないまま仕事を進めるのは、部下にとってはかなりの不安やストレスになります。
⑨上司の頭が悪い
最近は、成果主義を謳う企業も増えていますが、まだ年功序列時代に管理職になった上司もたくさん残っています。
特に、年功序列時代の上司は実力で昇進したわけではないため、明らかに的外れな指示を出してきます。
当然、そんな頭の悪い上司とは合わないと部下は感じます。
もし、頭の悪い無能な人が上司になったらどうしたらいいのかは、こちらをご覧ください。
関連記事>>無能な上司の特徴9つと対処法4つ|付き合い方と扱い方を解説!
⑩パワハラ ・セクハラをする
パワハラ ・セクハラをする上司は合わないというレベルでは済まないですね。
セクハラであれば受け手側の捉え方で認定されるため、すぐにでも通報した方がいいです。
ですが、パワハラは少し厄介で、受け手側の意見だけでは認定されないこともあります。
そのため、上司が上手く正当な理由を主張すれば認定されないこともあります。
パワハラは許されない行為ですが、もしパワハラ上司で悩んでいましたら、対策方法をこちらで詳しく解説しています。
関連記事>>パワハラ上司の心理と特徴とは?対策・撃退方法5つでスッキリ解決!
以上が、部下が上司と合わないと感じる瞬間の10個のパターンです。
起業してストレスフリーに生きるという選択肢もある
ここまで、上司と仕事の進め方が合わないときの対処法をご紹介してきました。
ですが、何度もお話ししたように上司と価値観が一緒になることはないため、上司がいる限りストレスがなくなることはないです。
異動しても、転職してもそこには必ず上司がいます。
そんな上司との関係から解き放たれて、ストレスフリーに生きる方法があります。
それは、起業するという生き方です。
もちろんですが、起業すれば自分が社長ですので、上司という存在はいません。
誰と仕事をするのかも自分で選ぶことができるので、文字通りストレスフリーに生きることができます。
と思う方も多いかもしれませんが、実際に僕が起業したWebビジネスではそれが可能です。
Webビジネスと聞くと「怪しい」と感じるかもしれませんが、「ブログアフィリエイト」と呼ばれるGoogleや楽天も参入している確立されたビジネスです。
ただ、さすがにいきなり起業は難しいので、副業から初めてみることをお勧めします。
副業でも月10万円稼げたら今の生活にかなりの余裕が出て、上司のことなんて気にならなくなりますよ!